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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 「あれ?」 私は、不思議な気分で起きた。 何かとても嫌な夢を見たような。 でも、まったく内容を覚えていない。 気分の悪さだけが、拭いきれずにベッタリと体に張りついている。 理由はわからないけど、ときどきある。 「ふぅ」 覚えていない夢で気分を下げてもしょうがない。 今日も楽しく過ごすのだ。 私、恋沼 夢実【こいぬま ゆめみ】には、片想いの人がいました。 相手は、幼なじみの風前 千里【かぜまえ ちさと】。 女みたいな名前と、嫌がるので、「セン」と呼んでいたら、 ジブリの映画と、名前かぶりして、「セン」と呼ぶのも嫌がられるようになった。 なのだが、嫌がる反応も、なんか可愛くて好きで、つい呼び続けてきてしまった。 センは、基本、仏頂面で取っつきにくいオーラをガンガンに出していて、周りに人を寄せ付けない。 私の友達は、クールでかっこいいって言ってたけど、 しかし、あいつの中身はイタズラ好きの子どもだ。 私は、何度、イタズラにひっかかったことか。 でも、私をひっかけたあとの悪そうな笑顔も、嫌いじゃないぐらい、私は、センを好きになっているから、もうイロイロと手遅れな状態なのだろう。 「いってきまーぬぉっ!?」 今日も、朝一で、トラップにかかった。 左右の靴ひもがひとつに結ばれていて、 一歩からこけた。 こけたくないので、とっさに玄関のドアノブをつかむと、そのままドアが開き、私は、斜め30度ぐらいの体勢になった。 「いや、これは、」 どうあがいても、ムリだ。 少しドアノブを持ったままで耐えてみたけど、結果私は、べちゃと地面に落ちた。 「ふぎゅ」 ぶざまな声をあげてコケたけど、すばやく起きあがり、周りを確認する。 今、確かにくすくすと笑い声が聞こえた気がしたが、隠れたのか、逃げたのか、センの姿はなかった。 最近、センは姿を見せずにイタズラするブームが来たようで、まったく会えてない。 少し寂しい。 でも、これは、チャンスと考えている。 私の作戦はこうだ。 イタズラにひっかかった私をセンはどこかから見ているはずだ。 それを、ただちに見つけてつかまえる。 しかし、実際は つかまえるという大義名分を傘にした、ただのハグをする作戦。 これならば、合法的で自然にセンに抱きつくことができる! 「抱きつくことができる じゃないよ」 静月【しづき】ちゃんに突っ込まれて気づく。 「え、声に出てた!?」 「もろ」 うひゃー、超恥ずかしい。 「ほら、学校遅れるよ?」 「はーい」 静月ちゃんと歩き始める。 残念だけど、センとは高校が違う。 歩きながら、後ろ手で、センに手を振る。 どこかから見てるかな。 高校に行って、センがモテはしない(失礼)けど、私みたいな物好きというか、センの魅力に気づく人がいる可能性はないことはない。 センの魅力は、分かりにくい。 まるで、迷路のよう。 だから、はまったら抜け出せない。 どこが好きかなんて、分からない。 全部好きになってしまう。 今、私とセンのつながりは、イタズラだけだ。 それが、もしなくなった時は、この関係はもう終わってしまうのだろう。 怖いな。 「いや、にやにやしたり、落ち込んだりしてる、あんたの方が怖いよ」 静月ちゃんは、優しい子です。 こんな、不気味な私と友達でいてくれるなんて。 だれか、静月ちゃんをとても大切にしてくれるいい男はいませんかー。 「おおきなお世話だよ!」 べしっ。 カバンで、顔をどつかれた。 わざとかどうかは謎だけど、金具っていたいね。 「そういえば、夢実のさっきの『姑息なハグ作戦』。 あれ、いいかもね。 抱きつかれてから、イロイロと意識しだす男もいるだろうし」 「ちがいますー、センはそんなにエロくありませんー」 「そうかなー」 「そうですー。性欲なんてかけらもないよ!」 「え、あんたの幼なじみ僧侶なの? 賢者なの?」 「王子様ですー」 「あぁ、必死で戦った人に対して『死んでしまうとは情けない』とか無慈悲な言葉をかけるタイプってわけね」 「ちがいますー、静月ちゃんは家でゲームばっかしてるから、胸に脂肪がーーーー 「ふんっ!」 やっぱり、金具っていたいね。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 「あのやろ・・・」 センのイタズラは、まだ終わってなかった。 教科書が1年生の時のものに、すり替えられていたり、 ボールペンのインクの色が、シャッフルされていたりした。 さすがに、通称『姑息なハグ作戦』はおこなっていない。 学校違うのに、見てるはずないし。 しかし、なんだろう。 妙に、イタズラが多いな。 さびしいのかな。 だったら、姿を現せばいいのに、一発で、ぎゅっーとするのに。 私も寂しかったし、2、3分はできるな。 うふふ。 「うわ、夢実。 よだれ、よだれ!」 「はっ!?」 じゅるる。 あぶない、借り物の教科書がよだれにまみれるところだった。 サンキュー。 という意味を込めて、静月ちゃんに、ウインクをする。 静月ちゃんは、嫌そうな呆れ顔で、授業に戻った。 やはり、静月ちゃんは、いい子だ。 誰か、素敵な人がいないものか。 伊集宮【いじゅうみや】先輩は、ルックスはいいけど、軽そうだしなぁ。 円藤【えんどう】パイセンは、いい人なんだけど、いい人なんだけどなぁ。 司【つかさ】先輩は、硬派なところがぴったりだけど、幼なじみのかわいい彼女と毎日登下校してるなぁ。 岸【きし】くん、可愛い後輩だけど、人気も高くて、ファンクラブこわいしなぁ。 橘【たちばな】か、橘は、見た目は、そこそこなのにエロいからなぁ。 まぁ、いいや。 あとで、静月ちゃん、本人に聞いてみよう。 「いたい、金具がいたい!」 聞いた結果が、これだった。 「何も、水筒で殴らなくても」 もう、ただの鈍器だよ、それ。 「私が、せっかく彼氏を選りすぐってだね」 「質問のしかたに悪意があったろ?」 「え、悪意? ないない」 「『このなかで、あなたがネッチョリと、まぐわりたいのは誰?』っていう、質問は悪意のかたまりでしょ」 誰が、悪意100%だ。 60しかないし。 静月ちゃんは、怒りながらも、お弁当をきれいに食べる。こういうところに、育ちの良さがでてるよね。 「ほら、静月ちゃんにも、充実した生活を送ってほしいという老婆心ですよ」 「彼氏がいなくても、私のリアルは充実してるけど? 彼氏=充実なんて、そんな古いオトメ漫画の主人公みたいな考えやめたら?」 「言葉のナイフが鋭利すぎるよっ!」 「それって、ただの無い物ねだりでしょ? どうせ、彼氏ができたらできたで、刺激が足りないとか、優しくないとか、別のものをねだりだすんだから」 「なに!? どこでスイッチ入ったの! 社会? 社会が憎いの!?」 「あと、あれ女子力。あれも腹立つ。『女はこうあるべき』って、ただのジェンダー発言。 昭和の日本的感覚をなんで掘り返すのか、進歩がないよね。 また、それに踊らされる人達も、そうだよ。 あれだけ女性差別に反対しておいて女子力は受け入れるなんて、狂ってるんじゃないの?」 「怖い、怖いよ! 各方面からの圧力が怖いよ!」 「それで、何か言いたいことは?」 静月ちゃん、怖い。 私は、内心で彼女には絶対逆らわないことを決めた。 「すみません、ありません」 「じゃあ、こちらからあと、20個ほど。まず・・・」 20っ!? というか、終わってなかったんだ! こうして、終わりなき静月ちゃんの社会への批判により、昼休みは、終わっていったのだった。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 「静月ちゃん、お待たせー。 うわ」 静月ちゃんは、私の部活の終わりまで、図書室で待ってくれている。 「いいところだから、もうちょっと」 お嬢様は、どうやら、物語のクライマックスのようで、一心不乱にページをめくっておられた。 それより。 先ほど「うわ」と言ったのは他でもない、勢揃いしていたからだ。 ルックスのいい伊集宮先輩も、 いい人どまりの円藤パイセンも、 硬派な司先輩も、 ファンクラブの怖い岸くんも、 エロ残念な橘も、 しかも彼らは、どういうわけか、いつも静月ちゃんと同じ机で、それぞれ行動をしている。 そこに、夕方のオレンジがさしこんで、なかなか絵になる風景だった。 私は、彼らを陰でひっそりと『円卓の美男子』と、呼んでいる。 静月ちゃんと岸ファンクラブの争いは、 まぁ、最初はあったけど、 結局、 『あなたが好きな人を、なんで私も好きになると言い切れるのか。 なら、私の好きなイナゴのつくだ煮を、あなたは好きになれるんでしょ?』 ファンクラブの子達に、イナゴをご馳走して、ハッピーエンドとなったのだ。 泣くわ、吐くわの阿鼻叫喚を、私は、忘れない。 事実、恋愛感情がないというか、 円卓の美男子たちにニコリともしないツンドラ姫っぷりなので、ファンの誤解が溶けるのも最初から時間の問題だったのだが。 「お、ユメじゃん。 部活おつー。 なんか、部活終わりの女子ってエロいね」 手をひらひらと、させながら、 イスを傾けて、後ろの2本の脚でバランスをとる行儀の悪い奴が話しかけてきた。 さすが、Mr.性欲こと、橘だ。 自分のキャラクタを忘れていない。 「こら、橘。 なんてことを」 もちろん、それをたしなめるのは、この人。 いい人代表、円藤パイセン。 「でも、部活女子が魅力的ってことには、俺は賛成かな」 と色男・伊集宮先輩が続く。 「・・・・なに口説いてんだよ」 硬派な司先輩が、伊集宮先輩をこづく。 「ユメちゃんが魅力的ってとこには、さんせー」 無邪気に岸くんが続くが、ファンクラブに聞かれでもしたら、私は、殺されてしまうのではと、ハラハラしてしまう。 「はぁ、どうも」 このまま会話をしていると、本当に殺されかねないし、静月ちゃんの読書の邪魔になるので、私は、なにか本を探すことにした。 「えーと、」 私は、絵本が好きだ。 読みやすいし、今、もう一度読むと、新しい発見があって面白い。 図書館の端にある、小さな絵本のコーナー。 「ユメ、これなんか好きじゃね?」 すっ、と本が出てきた。 「あ、うん、好き好き。 意外と考えさせられるよね」 本をめくりながら答える。 「ここのページとか、怖かったから、子どもの時、読み飛ばしてたなぁ」 「分かる。 怖くないって分かった後で読んでも、怖くなるんだよな。 あれ、謎だよな」 橘は、エロで台無しになるが、エロだけじゃない。 面白いし、話しやすい。 欠点がエロさなのだ。 私にも欠点のひとつやふたつあるので、まぁ、大目に見れるものは大目に見ている。 今も、一瞬、胸の方に視線が動いた。 本当に、こういうとこがなければなぁ。 静月ちゃんに言わせたら、 「人間なんて、そんなもんでしょ。 魅力的な部分は見てしまうもの。夢 実も腕の血管が浮き出てたら見るでしょ?」 と、バッサリと切り捨てられてしまった。 事実、見る。ごっつりと見る。 「ユメ、最近、なんかあった?」 「え、どして?」 「時々元気ないように見えて」 私、そんなに顔に出るタイプじゃないはずたけど。 なんで、分かるんだろう。 そんなに、見られてる? 「うん。ちょっとね」 「俺だったら、お前にそんな顔させないのにな」 一瞬、橘の顔から、笑顔が消えて、すごく真剣なまなざしになった。 そのまなざしは、まっすぐ私の瞳を見つめている。 「え?」 「俺に乗り換えないかって、言ってんの」 こんな橘の表情見たことない。いつも、もっとへらへらしてて、顔はいいのにもったいない奴なのに。 そのまなざしのまま、橘が近付いてくる。 雰囲気に圧倒されて、後ろに下がったけど、背中に本棚の感触がした。 橘と本棚に挟まれる。 「なぁ、ユメ?」 橘に名前を呼ばれて、はじめてドキドキしている。 これは、どういうことだろうか。 違う違う。びっくりしているだけなんだ。 そうじゃないと、そうじゃないと。 さらに、近づく。 もう、ほとんど距離はない。 橘がそっと、本を傷ませないように本棚に手をかける。 あ、こういう小さな気遣いができるところは好きだ。 腕から視線を戻すと、また、橘と視線が絡まった。 胸が高鳴っているのが分かる。 少し、この隙に、胸とかに目線がいってると思ってたけど、まったくない。 すごく真剣だった。 これじゃあ、ただの誠実なやつだ。 断る理由がなくなってしまう。 なんとなく分かっている。 橘は、付き合う人は幸せだろう。 楽しませてくれて、 気も遣ってくれて、 守ってくれて、 それなりに、格好いい。 でも、それでも、 「ごめん、橘。 橘も嫌いじゃないけど・・・」 「そか。 わりぃ、気を遣わせたな」 体が離れる。 それは、なぜか少し寂しいことだった。 「ちぇ、せっかくエロいことできると・・・」 「もぅ、ばか」 言ってこづく。 橘の表情には、いつものへらへらさが戻っていた。 たぶん彼のエロさは、彼を守る盾なんだ。 そうやって、気を遣っているんだ。 少し分かってしまった。 「また、元気なかったら、いつでも狙うからな」 笑って、橘は、立ち去る。 一瞬、目もとが光っていたように見えたけど、たぶん見間違えではないと思う。 ふぅ。 とりあえず、鼓動を落ち着かせる。 大丈夫。 平静を保てる。 まだ、顔は赤いだろうから、絵本を一冊読んでから、ここを出よう。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 「うぇぇぇぇん・・・、猫がね、猫がね」 「はぁ、もう分かったから」 帰り道、私は、号泣していた。 気持ちを切り替えるための本で、思いの外、感動してしまったのだ。 「ぇぇん。愛って、すばらしいよぉぉぉお」 「分かったから。 うるさいなぁ」 さすがの静月ちゃんも嫌そうだ。 「ごめんね。ごめんねえぇぇぇ」 「私が泣かしたみたいになるでしょ」 べしっ。 金具の部分ではなかった。 「死んでお別れなんて、いやだよぉぉお」 「・・・そう、だよね。 いやだよね」 「ホントだよぉ、ぐすっ」 という感じで、帰り道は、心底、迷惑をかけた。 家に帰る。 少しきつい靴ひもを緩めて、脱ぐ。 その後は、ご飯を食べたり、 テレビを見たり、 お風呂に入ったり、 焦って宿題をしたり、 明日の用意を万全に整えたりして、 目覚ましをセットして、寝た。 その間、橘のことが何度か頭に浮かんだ。 嫌いじゃない。 けして嫌いじゃない。 でも、センの方が好きだ。 センは、私のことをどう思っているのか分からないけど。 どうしたら、いいんだろう。 センと橘。 好きな人と、好きになってくれた人。 どうすれば。 携帯を開く。 センからのメッセージは、ない。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇ 次の日。 「ぬぉぉぉぉっ!!?」 朝、4時に起きた。 目覚ましが、けたたましくなったからだ。 そんな時間に、セットするはずがない。 センだ。 あいつ、オトメの寝室にまで容赦なく入ってくるな・・・。 私は、センをそばに感じれた少しの嬉しさと、それ以上の腹立たしさを感じたけど、眠いので寝た。 「ぬぉぉぉぉっ!!?」 まぁ、寝坊ですよね。 時間、ギリギリだ。 急いで、朝食をかきこむ。 もぐもぐもぐ、ごくん。 「いってきまーぬぉっ!?」 今日も、朝一で、トラップにかかった。 左右の靴ひもがひとつに結ばれたいるやつだ。 もちろん、一歩からこけた。 昨日と同様に、とっさに玄関のドアノブをつかんで数秒間耐えてから、地面に落ちる。 私には、進歩がないのか。 いや、あいつにも進歩が必要だろう。 胸中で毒づきながら、家を飛び出る。 全力ダッシュで、静月ちゃんに追いついたのは、ほとんど学校の前だった。 「おはよう」 「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ・・・おは、ぜぇ」 静月ちゃんは、けして待ったりしない。 タイミングが合えば、一緒に登校するけど、 家の前で待ったりとかはない。 以前、家のへいから隠れて見てたら、1歩も止まらずに歩いていったので、確実な情報だ。 「お茶、のむ?」 昨日、私を殴った水筒が渡される。 何気に友達想い。 静月ちゃんの、こーゆーところが、かーわいーんだよなー。 ごくごく、ぷはぁ。 生き返るー。 「ありがと。 今日もセンがイタズラしてて、もう、朝から大変だったんだから」 「そう。 よかったね」 「何ひとつ良くないよ!」 「そう? でも、嬉しそうだよ」 「う。 たしかに、嫌じゃあないけど。 私も普通に恋をしたいなぁ」 学校の下駄箱に入る。 私は靴紐を緩める。 「でも、橘、ふったんだよね」 「うぐ」 しゃがんだ私の背中に、静月ちゃんは、問いかける。 「橘、ショック受けてた」 「そ、それは、やっぱり、需要と供給がね」 なんだろう。 責められてないはずなのに、グサグサくる。 「というか、なんで知ってるの?」 「昨日、LINEで嘆いてた」 「え、二人ともLINEで繋がってるの!?」 「あ、個人じゃないよ。図書館のメンバーのグループ」 え、円卓の美男子とのグループLINEだとっ!? 「というか、静月ちゃん。LINEやってたの!?」 「え、普通やってるでしょ?」 「え、私、携帯持ってるの見たことないから、持ってない人だと」 「そんなわけないよ。 学校には校則違反になるから、ね?」 少し恥ずかしそうに首を傾ける、今年一番かわいい静月ちゃんのポーズを前にしながら、私は、すこぶるがく然としていた。 「なんで、いままでアドレス教えてくれなかったの!?」 「聞かれなかったから」 「んなっ!?」 一番グサッときた。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 今日も、 センのイタズラは、しっかりと継続していた。 けしゴムにシャーペンの芯が埋め込まれて消したら逆に線がかけたり、 ジャージのすそが結んであって、履くとき困ったりと、 地味に困る奴が多かった。 昼休み、いつものように机の上にお弁当を広げる。 「それで、それで? 先輩たちとは、どんなやりとりを?」 「特に、普通」 「普通は、そんな逆ハーレムグループは存在しないんだよ!」 「普通だって・・・普通にテレビロードショーの感想とか」 「楽しそう!」 「恋バナとか」 「青春!?」 「休みの遊ぶ計画とか」 「あの、メンバーと!?」 ば、ばかな。 下に見ていたわけではないけど、休みの日はパジャマのままで完全に家でゲームしてる子だと思っていた。 なに、この充実っぷり。 少女マンガと雑誌で休みが終わる私との落差が、えげつない。 こいつ、やっぱり恋愛感情あるんじゃないの? とか、思わなくもない。 いや、逆にないからこそ、気兼ねなく遊べるのか。 「な、何して遊ぶの?」 「スプラ2」 「バーチャルな遊び!!?」 というか、美男子たちもやってるのか!! しかも、全員スイッチを!? 「結構ね、伊集宮先輩がうまいんだよ! 地味に嫌なとこを塗ってくるの!」 「いや、いいよ。それは」 徐々に静月ちゃんのボルテージが上がっている。 キャラクタをちゃんと守ってよ! 「もー、なんだよー。 静月ちゃんは、永遠のアイアンガールでいてよー」 「私も女子だし?」 「また、その可愛いポーズ!」 心得てやがる!! 女子力を否定していた人間の女子力が高い! ぐぬぬぬぬ。 屈辱だ。 私も幸せになりたい!! 「あ、そうだ。 今日、用事があるから、先帰るね。 めんご」 静月ちゃんは、「めんご」とか言わないの! 何、宇宙人に乗っ取られてる? というか、もう色々と、衝撃すぎて頭に入ってこない。 ぬぁー。って気分。 あるよね、そんな気分の時。 私は、今です。 ぬぁぁぁあぁぁあぁぁっ!!! ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 「静月ちゃん、お待たせー」 「ユメちゃん、おつかれさまー。 今日は静月さん、いないよー?」 岸くんに言われて思い出した。 そうだった。 そう言えば、先帰るって言ってたな。 なのに、図書室まで来てしまうとは。 いつもの席には、深海魚の図鑑を読んでる岸くんと、ハードカバーをめくる司先輩がいた。 この組み合わせは、しっくりくる。 柔らか岸くんと、かっちり司先輩。 ハッピーターンと同様の甘さと辛さの黄金比率。 さて、 ざっと、室内を見渡す。 どうやら、橘はいないようだ。 いないと分かると安心したような、寂しいような、複雑な気分になる。 でも、私は、センを選ぶ、 強く、気持ちを立て直す。 「忘れてた。 静月ちゃん、先に帰るって言ってたわ」 とりあえず、宣言しておく。 静月ちゃんが勝手に帰ったみたいになったら、いやなので。 「ではでは!」 司先輩が何か言おうとしているのは、分かっていたけど、 たぶん、橘のことだ。 今は、聞きたくない。 私は、すばやく反対を向いて、 すさささっ、と図書室を後にした。 「おい、ユメ」 「ふぎゃ」 ちょうど、校門から出たところで、私の頭に、かばんが降ってきた。 声で分かる。橘だ。 変に動揺してしまう。 昨日までは普通だったんだ。 落ち着け、私。 「かばん軽いなー、勉強してないんじゃないの?」 「おぉ。 ご明察」 橘は、嬉しそうに笑う。 一瞬、笑顔がいいなと思ってしまったのは秘密だ。 「橘は、こんな時間まで・・・って、部活か」 「そうそう。 こう見えてエースだからな」 「将棋部のね、ぷぷ」 「ひでーな、笑うことねぇーじゃん」 「やっぱり似合わないよー」 大丈夫。普通にしゃべれる。 「それで、何か用? 待ってたんでしょ?」 「おぉ。 ばれてんのな」 ばれても橘は、隠そうともせず、堂々と笑う。 こーゆーとこも、嫌いじゃない。 「私を誰だと思ってるの? 夢見心地探偵でおなじみのユメちゃんだよ?」 「おみそれしました。 で、犯人は?」 「そうね。 発見当時、部屋には鍵がかかっていて、窓もしまっていた」 「つまり、密室だったと?」 「そうです。 そして犯人は、部屋の中にいた、ジョアンナさん。 あなたですね」 「おい、密室かんけーねぇーじゃん! んで、誰だよ、ジョアンナ!」 「脳内彼氏です」 「もう犯人、お前じゃんか」 いつも通り。 いや、いつもよりテンションが高かったのは、 二人とも何かを振り払おうとしていたんだと思う。 気を抜くと、気まずくなってしまいそうな、何かを。 「じゃあね」 「おぅ、またな」 家の前で別れる。 家の鍵をポケットの中から探す間、 ゆっくりと離れていく背中と、急に静かになった世界を感じながら、 いまさら私は、橘が遠回りしていたことに気づいた。 トクンと心臓が揺れた。 私は、あいつを好きになり始めているのだろうか。 たぶん、そうだ。 でも橘を選ぶと、 いままでセンに向けていた色々なものを、 全て裏切ってしまうような、 全部捨て去ってしまうような、 全否定してしまうような、 得体の知れないもったいなさ、を感じるのも確かだ。 けれど、なにも言わずに遠回りしてくれた橘に、心の端があったかくなっているのも確かだ。 そんな風に考えを巡らしながら、眺めていると、橘は不意に振り向いた。 「ーーーーっ!?」 何気なく手を振る橘に、心臓が波打つ。 その笑顔なのか、その仕種なのか、その雰囲気なのか、 はたまた、それら全てなのか分からないが。 私は、ときめいた。 ときめいて、しまった。 家に帰って、私は、罪悪感に襲われた。 とっさに息を飲んでしまったのが悪かった。 いっそ叫んでしまえれば、どれほど楽だったか。 私が2回目にキッチンに行ったとき、 『ごちそうさま』 と、書かれた紙が、食器棚にあった。 それは、おやつが乗っていただろう皿に、 さも当然というように座っていた。 それはセンのいつもの、ほほえましいイタズラのひとつ。 しかし、今、心が揺れ動いてしまっていた私には、何とも残酷なことをしてしまった、そんな感情しか抱けなかった。 「ごめんなさい・・・・」 言葉は、口からこぼれでた。 謝ってどうにかなるとも思ってはないけど、 閉じたくちびるの間から、 するり、と抜け出した。 でも、 私はなんで、謝っているんだろう。 一生に3回あるとかいうモテ期。 たぶん、そのひとつだろう。 私は、いままで、恋愛で相手を選ぶ立場になんてなったことはないし、なるとも思っていなかった。 完全に予想外。 だから、どうすればいいのかまるで分からない。 どちらへの気持ちも嘘はない。 私は、ふたりの人を本気で好きになってしまった。 「・・・・・・よし」 長時間へこんで、少し立て直す。 本人たちには悪いが、この際、比べようと思う。 ポッキーをくわえながら、メモを引っ張り出す。 背徳感も一周回ると、少し楽しめるようになってきたようだ。 ペンを走らす。 橘。優しい。いいやつ。気遣い○。顔もいい。 いいことしか書いてなかったのが、なんか嫌なので最後にエロいとつけ足した。 セン。幼馴染み。子どもっぽい。イタズラ。さびしがり。かわいいタイプ。 おや。 こうして、字にすると、橘の良物件な感じが際立つ。 橘かー、でも、エロいんだよな。 と思いながらベットに後ろ向きにダイブする。 ばふん、と、布団が波打つ。 「いってーっ!!?」 とか言って、センが隠れていたら面白いのだけど、そんなこともなく、想像通りのスプリングが、小さく軋んだ。 天井を眺めながら、ふたりの顔を思い浮かべる。 今のままでも、居心地はいいが、それでは不誠実すぎる。 単なる優しさに甘えただけだ。 センへの気持ちを絶ちきることを考えると、胸がしめつけられる。 彼の笑った顔。怒った顔。ふてた顔。喜んだ顔。 それは、今の立ち位置だから見えたものだ。 友達よりは仲良しで、 恋人よりは疎遠。 この関係は嫌いじゃない。 縮まらない距離も、 さらせない気持ちも、 全てが、センに恋した歴史。 橘は、私には、釣り合わないくらいかっこいい。 でも、一緒にいてもそんな負い目を感じさせない。 そういう、気配りができる。 そして、なにより、私を好きでいてくれている。 一回、断った私に、諦めずに。 橘へ、もう一度きっぱりと断る。 それを想像すると、今度は体に寒気が走った。 苦しい。 さっきは少しはしゃいでみたけれど、やっぱり苦しいことに変わりはなかった。 だけど、苦しまず決めるなんてウソだ。 私は、苦しむ。 そして、後悔をしない答えを出す。 私は、決意した。 翌朝。 「いってきまーす」 私は、センのトラップに引っ掛からずに、家を出た。 「静月ちゃん、おはよー」 「おはよう」 声に違和感を覚えた。 いつも落ち着いたトーンのしゃべりでお馴染みの静月ちゃんだけど、今日は明らかに低い。 なんか、嫌なことでもあったのかな? よし、ここは私が面白い話で、この場を盛り上げてしんぜよう。 私は、心の中で腕まくりをした。 なかなか感情を出してくれない静月ちゃんだ。 これは一大プロジェクトになるだろう。 まずは、挨拶程度にセンの話題から入ろう。 「センにね、朝から靴ひもを結ばれてたけど、今日は見事に回避してやりましたよ! 悔しがるセンの顔が浮かぶね! うふふ・・・!」 「あ、あのさ・・・」 静月ちゃんがゆっくりと重い口を開いた。 「千里くんって、夢見の家の鍵、持ってるの?」 「ーーーーーーーーえ?」 長い沈黙の後にようやく出せた音は、それだけだった。 まったく意味の分からない質問だった。 静月ちゃんの表情は真面目で、けしてふざけているようでもない。 「いやいやいや! さすがに幼馴染みでも、合鍵は渡さないでしょ!」 よく分からないが、変な空気なので、なるべくテンション高めで答える。 「・・・・・そうだよね。 普通、渡さないよね」 静月ちゃんは、私の言葉を、噛み砕くように呟いた。 そして、私を見た。 ドキリとする。 静月ちゃんのキレイな瞳の、その奥に、ほの暗い輝きが宿っていた。 静月ちゃんは、その輝きを携えたまま、再び口を開いた。  ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ 「じゃあ、どうやって夢見の靴ひもを結んだの?」 え? 「どうやって・・・って、それは、玄関で私の靴を、」 「玄関にはどうやって入ったの?」 どうやって? センはどうやって入っている? なんだろう、頭がグラグラする。 「それに、夢見は靴を脱ぐときには、靴ひもを毎回ほどくよね」 「う、うん。 きつめに結ぶのが好きだから、靴に変な形をつけたくないし、ほどいてるよ」 静月ちゃんの瞳にあったほの暗い輝きは、まるで炎のように燃え上がって揺らめいている。 やめてよ。 なにがしたいの? 「じゃあ、履くときには靴ひもを結ぶよね。 そんな人に、なんで、イタズラができるの?」 グラグラする。         クラクラする。  センは、どうやって? 私に?  分からない。 玄関の鍵。  頭が痛い。 靴ひも。        合鍵。   どうやって? 気持ち悪い。    イタズラ。       吐きそう。     玄関に。 頭が痛い。 痛い 痛い痛い 痛い痛い 痛い痛い痛いいたい痛い痛い痛い痛い痛いイタイ痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いいたい痛い痛いイタイ痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いイタイ痛い痛い痛い痛い痛いいたい痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いイタイ痛い痛い痛いいたい痛い痛いイタイ痛い痛いイタイ痛い痛い痛い痛いいたい痛い痛い痛いいたい痛い痛いいたい痛いイタイいたい痛いイタイ痛いいたい痛いイタイいたい痛いイタイいたい 「何が言いたいの!? 何が言いたいの!? 私バカだから分かんないよ! センのイタズラが何だって言うの? そんなの本人に聞けばいいじゃん!」 「・・・・・できないよ。 千里くんは、もうい◇℃■〓∇〆≦¥」 意味が分からない。 意味が分からない。 「何、言ってるの!?」 「だから、千里くんは、♯ヱ◆∬⇒〇∀っ!」 よく聞き取れない。 意味が分からない。 センのイタズラが、なんだっていうんだ。 靴ひもを結ぶのだって、 教科書を1年生のものにすり替えるのだって、 ボールペンのインクの色をかえるのだって、 おやつを勝手に食べるのだって、 誰にも迷惑をかけてない。 私と、センだけの、ものだ。 「静月ちゃん、どうしたの!? 何言ってるか分からないよ!?」 「夢見ちゃんと、聞いて! 千里くんは、もう▼ゑ◇+仝⊥◎」 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 「あれ?」 私は、不思議な気分で起きた。 何かとても嫌な夢を見たような。 でも、まったく内容を覚えていない。 気分の悪さだけが、拭いきれずにベッタリと体に張りついている。 理由はわからないけど、ときどきある。 「ふぅ」 覚えていない夢で気分を下げてもしょうがない。 今日も楽しく過ごすのだ。 あれ、今日、金曜日だっけ。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 私は、悩んでいる。 友人に真実を告げるかどうか。 いや、告げることは、もう何度もしている。 問題は、どうやって告げるかだ。 私は、いままで、12回失敗している。 これ以上、手もないように思える。 でも、このままじゃあ、ダメなことは分かっている。 隣でハイテンションでしゃべる友人を、ちらりと見る。 今日も楽しそうに『セン』の話をしている。 『セン』。 本名、風前千里【かぜまえ ちさと】は、 私の元彼だ。 そして、 3年前に死んでいる。 とても、哀しいことだった。 それでも、私は、前を向こうと決めた。 きっと、ふさぎこんでいる私を千里くんは嫌がるだろうから。 でも、 夢実は、前を向けなかった。 夢実は、まだ『セン』の生きている世界にいる。 『セン』が生きている世界を演出している。 『セン』がしそうなイタズラを、自分に仕掛けることで彼の存在を感じている。 千里くんは、確かにイタズラは好きだった。 でも、もっと相手が喜ぶような、楽しめるような、回りを幸せにするイタズラが好きだった。 目を覚ましてほしい。 千里くんと仲が良かった図書室のメンバーの力も借りて、夢見を現実に戻したい。 一緒に、前に歩みたい。 私が夢実を助ける。 隣でハイテンションにしゃべり倒す友人を 死という現実を受け入れられない友人を 虚構という泥沼から出られない友人を 横目に、祈る。 「私がんばるから、応援していてね? 千里」 返事は、もちろん、ない。 でも、それでいい。 私たちは現実を生きているのだから。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 終わり
ヒロインとの戦闘
バイアス
ブルートの失明
問答1
RPG
あべさんのへや
VIDA
1狙われた鳥
古道具屋「からすうり」アイデアボード
クロウリーの雑多メモ
フォリスの3分派について
世界設定用ネタ
主人公 女性 1992年7月4日生まれ B型 短大卒業後、20歳でとある中小企業に総務として就職。三年間務めたあと、上司と大喧嘩し退職。 勉強はあまり出来ないが、スケジューリングなどはきちんとするので仕事はできる方。 退職後、コンビニの夜勤でアルバイトをしながら動画配信サイトの生放送サービスを使って、配信者として活動。 また、音楽の素養があり、トラックメイカーとしても活動。
brg
ニートですが世界を救えと呼び出されてしまったようです
世界
水銀の蝶 -merucure papillion-
小説アイデア1
禍津都
終末世界における設定集
四ノ宮 苺
週休2日マフィア業
精霊戦争関係
ああああ
チェリと幻の遺跡
願いが叶う
登場人物まとめ(現代)
魔法町考案
椎名 白雪
アイテム
相関図
創世記
罪を持つメイド達
ユニラタラル絵まとめ
宇宙船関係
ことは
2020/5/15
BWS
TRAVEL世界
#1
二次創作
自己満足の果てに。。。
世界設定
アンソロの本の諸々
TRPGシナリオ部より 4/21
エア新刊タイトルルーレット(追加&バックアップ)
最初の一文集
見果てHO4
Shadow Removal Projection
人生のアンコール
世界構造
派生世界観について考える
今回のボスキャラマジキモい
寿命と死のルール
寿命と死のルール
神とか色々
創作 キャラ一覧
ごはんまわりの暫定まとめ
相楽 凛也
TRPG用
怪異ファイル【三千代】
同じ轍は踏みたくない
プロットまとめ
新崑崙山
テスト
キャラクター
アイドルマスターsaideM
思いついたことリスト
オグマ
銀河鉄道は闇幕病棟に
ランスロット・ゲート
魔法環境学→ロクス環境学(第二世代)
乱舞戦争 設定
旧きロイヅォ狂信者《花》と現代の分派《蕾》
乙女童話
キャラクター
鋼の国
金子蒼央
金子蒼央
元ネタ集
武器
伊織
ロミジュリ時系列
ロミジュリ軽い年表
太平部隊
hpmi二次創作
思いつき
久坂志筑
粟田口蒼
マイグレーション
七罪ぷろふ
七罪ぷろふ
zonia world
zonia world
世界
鬼滅の二次創作
小話
シミズボード
性格: とても物静か。基本的に無駄話や、長い間話すのが苦手。 大事なことはしっかり話すも、やはり大声などは出ない。 しかし、それでいて佇まいはしっかりしており、その身体から漏れる雰囲気からは只者ではないことが伺いしれる。 他人に対し関心はあまりなく、特定の小規模な人間にのみ心を許す。 その実は非常に傲慢であり、自身の決めたことに邪魔をする者は誰であろうと容赦はせず、とても誇り高い。 容姿: 風貌は年相応の10代後半と言ったところ。身長は160cm前後。非常に華奢。 腰ほどある雪の様に真っ白な髪で顔の一部が常に隠れており、僅かに覗く切れ長な瞳は血液を連想させるほどの深紅。肌は特異的に白く、それを隠す様にこれまた真っ白いローブを着込み、フードを深く被る。中は白のショート丈のサロペット。インナーは緩めの半袖。 武器: 大鎌。骨の様に白く硬質な柄に、鎌を蜘蛛糸で取り付けた粗雑なもの。しかし破壊力は抜群。
ザックリとした時系列
しゅうまつにわらう
薬師・冒険者・盗賊の3人が出会い、仲間になり、生きていく物語。
ニックとマイクさん
凪嶋
ODD CHIMAERA
山田闇の助け
環境と場所の力「ロクス」
アンダーグラウンドワールド
キャラや世界観とか
水中、溺れながら生きる。
【アダマンタイトの見た夢】
属性
黒い人(先生)
手が震えて、すみません。これは私のオリジナルキャラクターの侍衛です。
J叔
Scirocco
ファミリーのやつ
月夜に透ける羽衣
締め昆布荘 入居者
大まかな流れ
小説文・書き出し
うちの子メモ_2
うちの子メモ_1
うちの世界観やキャラクター
ハイファンタジー1
test
幼なじみ
新しい神の案
高沢パロ
わっしょい
アイディア
新企画
フロムニカNPC
魔法都市メフェルフィア主要NPC
お家
イベント
若返ったので娘と一緒に冒険者になりました♪
第1世代の宝石
第2世代の宝石
第3世代の宝石
トカリタ
SABUNASU
SABUNASU
サフィオル
ルー♂とアイト
時系列
交易世界あれこれ
リアオル
私の考え
1
ストーリー
ガレンツィア王国登場人物
ガレンツィア王国登場人物
ガレンツィア王国登場人物
ガレンツィア王国登場人物
絵画企画案B
絵画企画案A
テスト
宝石だけが知る魔法
商店街ネタ
Pandora√
ヤヤ宿
Dependent love
刻み込まれた舞台の大地
シンのおうち
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
画像
AstX
自殺少女を止める央馬
話のネタ
この世界での魔物の定義と使い魔の定義
ジルノエ兄弟について
鏡面坂探偵部
サンプル
魔法
アーシュについて
《此先の蔵書》と構成員など
ホモ双子
化け猫術士とキョンシー
科の設定
ユウ
白菊ほたる
残留魔力について
【解放戦争】聖騎士団に関するまとめ
継承される強大な力と存在・冠屬(カムツ)
魔王/闇冠屬と魔神セグレト
転生者(転生召喚者)
転生者(転生召喚者)
ベルクレスト、天文ルーンについて
かか
なんかいろいろ適当に思いついたやつまとめ
凋落都市のHALO
絶壁の孤島ン・リェ&リールパット大密林資料集
水の都・概要となりたち
意思を持った道具に関する設定-ヘリオ-
ポート・マギアス / 魔法学
根源神
ストーリー
新キャラ
ヒガンの魔術師
.
ここは掃き溜め
新創作のアイディア
第3時代歴史考察
テスト
神崎 彗
殺人鬼の血
AIモノ
ミュズの制御ルーン開発室
再会への返事
処刑人の弟
マレッジピンク
ストーリーこんなのにしよぼどー
世界を守る学生
テスト用
けものフレンズR
ブラロマ
掃き溜め
主人公設定
主人公 ジャック・O
カトレアムンド プロット用ワードメモ
しじま荘の怪
北斗の拳現パロ世界のメモofメモ
神の日!!!!
なに
悪魔に身体を提供する人は少ないが天使も問題行動を起こすことがないわけではない
ストーリーテーマ
ゆうおつ!(世界観-02)
にぃむぅ
人魔交流都市イフヤ
オリジ
ヒプノシスマイク 女性の世界 シブヤdivision【Ange déchu de fou】
ヒプノシスマイク女の世界
ヒプノシスマイク 女性の世界 イケブクロ編
勇者達について
"Seventh" Timeline
アイデア
禁断の書
never
天魔戦争
シナリオ
シナリオ
蒼焔姫と渡界の旅団
ダメナの世界
異常性癖犯罪都市
シナリオネタ
現代設定のなんか
思いつきネタ
清光のプレゼン
神々の話。いつまでも力を持たない神もいれば、破壊神としてしか生活できない神もいる。
ヤーコフ=ニコラエヴィチ・マロースの思想
うちの子
神に似たる人
プロット
一章
総一朗のゆる〜い思いつきメモ
炭水化物
ちょっとしたこと
作品T
くとぅるふ
山椒魚先生まとめ
人体に寄生して、時々異能の発現を促すことがあるカビ
王歴ラッセン・クロノ(登場キャラ一覧※随時更新)
ネタ
自創作
六つ国輪廻
獣ヲ狩ル者タチ -WildHunt.-
アイデアボード
ロストプレイス(人物)
ロストプレイス -失われた星域-
イグミア(仮)
水域棲民族
めちここ
木兆版西遊記
露雫流魂-ルーナーリィゥフン- 世界観
テアー・アップ
アイデア箱
メモ
まるさんかくしかく
魔王様が社長~私、お嫁探しを手伝うだけのはずだったのに?!~
1
あしかせあ
メモ
箱書き
スクラビ組の秘密とか
祈りの魔女の弟子でして
タイトル案
一話案
穴開
お試し
ロストエンジェルス
魔導機械とか諸々
いぬのうた
艦これ
王歴ラッセン・クロノ叙事詩(時代と国と)
test
世界観のネタ
『レストレリスの箱庭』創作設定資料&辞典
ダンジョンと町
王歴ラッセン・クロノ叙事詩(主軸基本設定)
王歴ラッセン・クロノ叙事詩(大陸歴685年~693年)
マキナさん
Ω
台詞 語録
王歴ラッセン・クロノ叙事詩(大陸歴100年頃~677年)
ルサンチマンの塔
テストボード
クロム、マンガン
犯罪学園
犯罪学園
【‪igliphia‬】メモ
転生もの
転生もの
ごちゃ混ぜ
シュネーム教国・特務分室
設定まとめ
うちよそRPGメリーちゃん
リゼット あれこれ
ああああ
ペンギン亭・コンラッドの兄(次兄)のたたき台と言うか妄想と言うか
極秘入手出前ちゃんの写真や情報
何でも
memomoemo
魔王夫妻シリーズ
・なぜ人は一様に主人公を生まれながらに勇者と呼ぶのか ・神の悪意 そも神とはどこから来たのか 神とはこの世界の法を定めた者である 神は法を定める者でありながら自由意志を持つという大きな矛盾を抱えた存在である 悪がいて、その悪を倒す正義がいる 当たり前のように思うだろう しかしなぜそれが当たり前なのか なぜ自らの利益を守るものだけのことが正義、正しい行いであると『思う』のか ──答えよう 理由などない しかしそうなるようにした思惑はある ──その方が見ていて面白いからである それだけ たったそれだけ 日々のささやかな喜びを、自らの家族を、我が子を、無辜の民を、守ろうと苦しみ、悩み、葛藤の末に戦う姿 なんと美しいことでしょう なんと素晴らしいことでしょう なんて──よく出来ているでしょう 見ていてつまらないはずがない 心揺さぶられないはずがない 人の苦しみは、見ていて飽きない そこで生み出されたのが 体のいい『悪』 つまり皆様ご存知の『魔王』というわけだ じゃあこの魔王は、それに従う魔物はどういう意志で人間を殺すのか そこに意思などない なぜ血を血で洗うような事を始めたのか 最早誰も覚えてはいない なぜか そもそも始まりなど存在しないからである 神が、そう思うように作った それだけである つまり、 倒すべき『魔王』など最初から存在しないのだ 全ては神々の暇つぶし、見世物なのだから そう そのはずだった 神の計算はあまりにも大きな見落としをしていた 『魔王』は、『魔物』である必要などない そう、人から表れたのだ その『魔王』は『勇者』と名乗った ──なぜそのようになったのか それは人が人では解決できない問題の解答を求める為に作られたのが神だからである 思考し、最適な答えを出す それのみを求められたソレが辿り着いた答え、それは人類の根絶── ──などという単純でありきたりな物ではない 『世界を平和に進める』それこそが神の導いた最適解であった それが今言われる魔王である しかしながら、神を作ったのは人である 故に、対抗策もきちんと用意されていた ・存在しない魔王 ・
エリーとあくる
とある記者
初回おてすと。
王歴ラッセン・クロノの叙事詩(天聖歴~大陸歴0年~100年)
あらすじ
第四世界
猫付きさんと一緒
LPA兵器輸出詳細情報
yada
gohan
jigura
擬存世界
CoC
AG連合関連
Bell's Board
ハーコンとロルーが出会う
錬金術師と盲聾少女
あばー
企業キャラバン
理想郷メモ
艦隊世界
SE架空戦記 アリアレポート アリア連邦のあれこれ
色災
Arca
Arca
森とその周辺についてのあれこれ
創作設定
1
モンスター
「第三者の介入」あらすじ
燃え行く部屋で踊りましょう
全自動大時計
教魔戦争
星に願いを(世界設定 ラビット制作
亜貴資料
Elonaというフリーゲームの紹介
アナベル
後楽亭師弟
星に願いを(主役キャラ
四季世界めも
魔鉱石
オーバーフロウ
笑神
渡神
機械の街
不死のいる世界
1596日本のアイデア
趣好奇譚
センチメンタルロード
背景のない欠片
凱星のカルセドニーMEMO
ああああああ
たぬばみ
本編
トヨスィ
作品メモ
C区の住人
表情差分どうする?
MHA
第239層 血風螺旋層 ”応仁”
その他
テスト
創作アイデア
創作
ミュータント
scenarioidea
色々ネタまとめ
(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァアアアァ
うちの子
サンドボックス
サンドボックス
人工精霊
世界観、相関図
とりあえずキャラ1
ゆるり勇者と絵描き猫。
創作世界用語集
V_Phantasiaの世界
世界観
魔法
世界設定
かずぷろ
男女両方とも死ぬやつ
おためし
DGSパロ
天空橋世界
お試し
Bacon lettuce burger
乗り物関連
けけね
NO NAMEネタ帳
エデンプロジェクト
鉄華
桐錦
架空省庁
先住者の日記
良飛
Heaven's Collapse(仮題)
ルーフスの魔法使い
ヲリガミ関係
BOC
アリス・ハートレット
アリス・ハートレット
桃源
テスト
終わらない空想世界
創作メモ
体系化された魔法
テスト
Tarte Story
元ネタ
設定あれこれ(仮)
etcetera
そうさくらげいろいろ
そうさくらげいろいろ 既存するくらげや架空のくらげの擬人化一次創作 ゆきのこくらげやシティジュエリーフィッシュ、おんすいくらげなど 暮らすのは硝子張りされたような波の中。水槽っぽい。どこかの水のあるところ。海だとか湖とか川なんかに繋がったりしてる。水あればどこでも繋がってる。 波の中の世界は世界でわかれてる。波の中に川とかあったりする。 くらげ以外にも擬人化はいる。擬人化されていないくらげ、魚などもいる。 猫とかがいたりするのでよくわからない。 暮らすくらげたちは皆水中行動にとてつもなく優れた能力を持ち、溺れたと云う話は海藻に巻き付かれた等のかなり特異な理由がなければ聞かない。 人間が落ちてきたとのことはなく、ただ人間界のように発展的なことはしてたり遅れてたりする。 でも猫とかいるのはふしぎを極める。
なんか
多重人格者の主人格が人格統合の為カウンセリングをうける。 主人格以外の人格者達の自分たちはいずれ 消されるとわかった時の苦悩と抵抗。 1灯のマンションに見立てる
風塵の駒
雑記
CoC
うちの子まとめ
オリキャラ設定
深碧と古城の朱
あああ
世界をつなぐ「鍵」の話
あああ
フリッツ
火の教団
テスト
メテオメイル セイファート
魔法世界
りんご
お試し
からくり達の国
試し
世界観
悪辣精神図録
設定メモ
都市設定
世界観設定
サンプル
種族的な
"トラピスト~その地にて~"世界に於ける架空事象
ロボ設定メモ
種族その1。カラヒト
idea
大日本國地下管理区域「底根」
種族
ネタ帳
Book Of Life
ニコイチの魔法
アムネシア
創作ちゃん
カタチにならないアイデア
イベント案
リフリー・ツインズ
裏設定
テスト
超能力を授かった半獣人の青年が剣と魔法の世界で、次元の崩壊を止めるために旅をする話
現人蛙
全ての原点 とあるオオサンショウウオがいました 人間によって傷つけられた彼女はこの星の遥か彼方に両生類の楽園、始卒大地を作った 創造神と化した山椒魚、まず彼女はかつて絶滅した両生類「プリオノスクス」を復活させ、維持神と定めた
全ての原点 とあるオオサンショウウオがいました 人間によって傷つけられた彼女はこの星の遥か彼方に両生類の楽園、始卒大地を作った 創造神と化した山椒魚、まず彼女はかつて絶滅した両生類「プリオノスクス」を復活させ、維持神と定めた
私もなんか創作を作りたい!
テスト
Arsmagna設定集
作りたいシナリオ ●ゆきやこんこん ●幽霊たちのパレード ●あやかし妖化し、殺成りて ●極彩庭園と魔女  優しい時間を過ごして行きなさい。  孤独の魔女に選ばれた探索者たち。何やら不穏な気配に、探検を始めると、色とりどりの花が踊り咲くこの庭園のとある秘密を知る。魔女のほんとうの願いは、目的は。 ●言の葉に彩をのせて
カロの民俗
小ネタ
silver rabbit
グラミラ 歴史設定
カンナ編
ストーリーライン
全体概要
テスト
gtavjk
国の名前的な
テスト
月と太陽:アイテム図鑑
11月新刊
ガイアは地球が存在する宇宙と全く違うもう一つの宇宙に存在する惑星
効果バツグン!
月と太陽:属性とその特性
ドラゴトリガー
月と太陽:再世神話(仮)
名前付けに困ったら使う用
mimimi
メモ
この人はこう言う
サンプル
ゆきみ学園
マイライフ
おおおお
月と太陽:登場する神々と神の落子の一族
探偵事務所
クトゥルフミステリ
ストーリーを作るための非日常に入るためのアイディア出し
試しに作ってみたアイデアボード
サウザンドユニバースの創作小説用アイデア出し
腹這飛行創作部
とわ
指輪
夢での出来事
思いつきボード
5つの核
かききちのアイディア公開版
かききちのアイディア公開版
平成最後の夏
キャラ設定
エス・メモ
なんでも
大創作戦争のシーン集
神隠し
歴史
小説
黒百合の散る世界
Luna_base
スヴェート連邦とネーチェス帝国
Stellarisロールプレイ
使いたい言葉
参考になる情報
シーンアイデア
ha
おためし
本丸関係
赤眼のシンデレラ
個人的な思考メモ
「トライアングル」キャラ設定
01
「砲兵から見た世界大戦」読書メモ
洋館(仮)
弁当
福島@南会津
試作アイデアボード2
ナナイロ
とりあえずネタ帳
一文メモ
試作アイデアボード
雲南省に行きたいメモ
戸次川の戦い
test
テスト用アイデアボード